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安達牧場より北海道市場2021サマーセールに上場致します。

日程 2021年8月23日(月)~ 27日(金)

会場 北海道市場(新ひだか町静内神森)

日高軽種馬農業協同組合北海道市場サマーセール2021ページはこちら

サマーセールは上場頭数1千頭を超える国内最大規模のサラブレッド1歳市場です。
非常にバリエーションに富む内容となっており、玄人購買者には特に魅力的な市場として定評があります。

安達牧場より上場する産駒は下記となります。

セトカ2020 牡 上場番号869番

フリオーソ×セトカ 牡 上場番号 869番

父フリオーソは言わずもがな、地方競馬で一時代を築いたスターホース。ブライアンズタイムの後継種牡馬で、サンデーサイレンスの血を持たない血統背景や、堅実な産駒成績から、長らく人気種牡馬の座についています。産駒の一頭、ヒカリオーソは東京ダービーを優勝し、優に1億円を超す賞金を稼ぎました。安定感もさることながら、特大アーチも期待できる種牡馬です。

母セトカは地方2勝で、本馬が初子となります。特筆すべきは4代母で、地方競馬の名牝ロジータの名があります。ブラックタイプをご覧の通り、その末裔は活躍馬がズラリと並びます。

加えて、本馬の血統にはダートのリーディングを彩っているシニスターミニスター、クロフネといった馬の血もかけ合わさっており、血統的にも強く推したい一頭です。

本馬はバランスに優れた馬で、夏を迎えて肉づきも良くなってきました。フリオーソの産駒は使いつつ、確実にパワーアップする馬が目立っており、本馬も長い目で楽しめる馬、馬主孝行な馬になってくれると想像しています。

ユキノレッシャ2020 牡 上場番号700番

ベストウォーリア×ユキノレッシャ 牡 上場番号700番

ベストウォーリアの初年度産駒になります。

ベストウォーリアはマジェスティックウォリアーの直子で、現役時代はマイルチャンピオンシップ南部杯や出世レースのユニコーンSを優勝。G1でも連対を果たし、ダート短距離~マイルの一流馬として名をはせました。サンデーサイレンスの血を持たない種牡馬として馬産地では需要が高く、初年度から2年連続で150頭を超す繁殖牝馬を集めました。

母ユキノレッシャはフジキセキの肌で、競走馬時代は中央で2戦。勝ち上がることはできませんでしたが、新馬戦の鞍上はレジェンド、武豊騎手でした。繁殖牝馬となり、産駒スノーガーデンは中央で勝利。2歳重賞ファンタジーSにも駒を進めました。

母の半姉レディーノパンチも競走馬としては未勝利(不出走)でしたが、その産駒からは今年、カラテが東京新聞杯を制しました。3代母はゴールデンサッシュで、あのステイゴールドと同じファミリー。母系の特徴からは息長い活躍を期待できます。

本馬は父に似た馬体つきで、前向きで、力強い歩様を見せています。母の父フジキセキの血統からは、サウンドトゥルーやホワイロフーガといったダートのチャンピオンホースが現れており、おそらくダート適性の高い一頭と言えます。

パレスメダーリア2020 牝 上場番号624番

サトノクラウン×パレスメダーリア 牝 上場番号 624番

父サトノクラウンは香港ヴァーズ、宝塚記念の勝ち馬。出世レースの弥生賞、東京スポーツ杯2歳Sの覇者でもあり、最高峰・日本ダービーでは3着と上位争いしました。時計の速い決着でも、あるいは道悪でも好戦し、万能な走りを見せました。

母パレスメダーリアは現役時代、中央入着(2着)。祖母マルゼンミケーラの産駒は活躍馬が多く、パレスエースが中央4勝、パレスショットガンも中央4勝、パレスミサイルが中央2勝と、安定感のある母系です。

母の父ハーツクライで、ハーツクライはBMSとしても実績を伸ばしており、今年エフフォーリアが皐月賞を優勝。ケイデンスコール、トロワゼトワル、ヴァルディゼールが重賞を制しています。

本馬は皮膚の薄い馬で、父サトノクラウンやハーツクライの特徴をよく受け継いでいます。素軽い動きで、血統通り芝向きかもしれません。顔には流星があり、サンデーサイレンス系らしさを感じます。

ゴールデンプライズ2020 牡 上場番号835番

イスラボニータ×ゴールデンブライズ 上場番号 835番

父イスラボニータは皐月賞を勝ったG1馬です。芝1400m~2200mで重賞を6勝し、距離適性の幅が広く、阪神カップではレコードで先頭を駆け抜けました。種牡馬としても人気で、初年度から3ケタの交配頭数を記録。初年度産駒は2021年デビューで、さっそくニシノレバンテ、プルパレイが中央で勝ち上がりました。

母ゴールデンプライズは現役時代、中央で2勝。芝・ダートのマイル~中距離で活躍し、3勝クラスの特別戦で3着の実績もあります。現役時は500kg近くあり、パワフルな牝馬です。
祖母タッチフォーゴールドの子孫からは、中山金杯の勝ち馬タッチミーノット、リステッドレース・谷川岳Sの勝ち馬ピークトラム、OP勝ち馬ベストタッチダウンらがいて、活力あるファミリーです。

母の父ホワイトマズルは、BMSとしてスマートレイアー、カツジ、ミッキーグローリー、アスカリーブル、センチュリオンといった数多くの重賞馬がいます。本馬も底力十分の血統と言えます。

本馬の半兄(父ブラックタイド、現2歳)は昨年のオータムセールに上場し、同セールの平均価格を優に上回る715万円で落札となりました。

エヴァンジェリン2020 牡 上場番号768番

アドマイヤマックス×エヴァンジェリン 牡 上場番号 768番

5日間という長丁場のサマーセール2021。1413頭がエントリーした中、唯一のアドマイヤマックス産駒が本馬になります。

アドマイヤマックスは05年高松宮記念の覇者。何度とG1で好勝負し、安田記念ではアグネスデジタルの2着、スプリンターズSではサイレントウィットネスの3着と、国内外の名馬たちと互角の戦いを繰り広げました。

種牡馬としては産駒ケイティブレイブが地方競馬の祭典・JBCクラシックを優勝。他にも、アドマイヤコスモスやメイショウマシュウといった重賞馬を送り出しています。 

母エヴァンジェリンはダイワメジャーの肌で、現役時代は地方で3勝。本馬が初子になります。祖母エヴァディングタンペットは伊1000ギニーの勝ち馬で、Dubai Destinationの活躍産駒の一頭になります。

母の父ダイワメジャーは、孫世代が増えつつあり、BMSとしてはストライプが今年の桜花賞、オークスに出走。ジョエルが今年の東京ダービーで4着に入るなど、代を経てもクラシックに通じる力を発揮しています。