サマーセールが終わったばかりですが安達牧場より北海道市場2021セプテンバーセールに上場致します。
日程 2021年9月21日(火)~ 22日(水)
会場 北海道市場(新ひだか町静内神森)
日高軽種馬農業協同組合北海道市場セプテンバーセール2021ページはこちら
セプテンバーセールは2019年度に新設されたサラブレッド1歳市場です。
初回から早くも、2020年度の東京2歳優駿牝馬やローレル賞や2021年度の桜花賞(浦和)を制したケラススヴィア(2019年度取引馬)等の活躍馬を送り出しています。
安達牧場より上場する産駒は下記となります。
プロジェクション2020 牝 上場番号506番
シニスターミニスター×プロジェクション 牝 上場番号 506番
プロジェクション2020は父シニスターミニスター、母プロジェクションという血統の牝馬です。
父のシニスターミニスターは1歳市場で人気の高い種牡馬で、ダートで一時代を築いたサウスヴィグラスの後継的存在として、産駒をチェックしている方は多いことと思います。昨年のJBC2歳優駿の覇者で、今年のホッカイドウ競馬3冠を達成したラッキードリームは、その産駒の一頭であり、北海道市場の取引馬(価格は831万6000円)でした。
本馬もシニスターミニスター産駒らしい雄大な馬で、パワフルな動きを見せています。
母系は名牝ダイナアクトレスの流れで、母の父はダービー馬メイショウサムソン、さらにはジャパンカップの覇者エルコンドルパサーの血も入っており、底力十分な血統です。また、サンデーサイレンスの血が遠いことから、将来繁殖牝馬としての魅力も高いでしょう。
飼養先であるクラックステーブルは、岩手競馬でトップクラスの成績を残しているマツリダスティール(地方重賞4勝)や、佐賀競馬の女王ミスカゴシマ(地方重賞7勝)を手がけた牧場です。本馬もダートのマイル~中距離で好成績を期待したいです。
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イエスマイダーリン2020 牡 上場番号355番
モンテロッソ×イエスマイダーリン 牡 上場番号355番
イエスマイダーリン2020は父モンテロッソ、母イエスマイダーリンの牡馬です。
父モンテロッソはドバイワールドカップの覇者。JBBA静内種馬場で種牡馬生活を送るマクフィと同じくドバウィの直子となります。
モンテロッソの産駒は芝・ダートで実績を伸ばしており、昨年はラセット、リュヌルージュが中央の芝重賞で連対を果たしました。地方ではトキノパイレーツやリンゾウチャネルが重賞を制しています。
母イエスマイダーリンは競走馬時代に1勝。小倉ダート1000㍍で59.2の好タイムを出して、先頭ゴールしました。キングカメハメハ産駒らしく芝ダート問わず、距離適性も幅広いタイプです。3歳春のデビュー時、馬体重は522kgあり、牝馬ながら大柄でした。
母の父は名種牡馬キングカメハメハ。BMSとしても優秀で、デアリングタクト、ソダシ、インディチャンプ、ブラストワンピース、ワグネリアン、モズカッチャンといったG1馬を送り出しています。今年のセプテンバーセールで「母の父キングカメハメハ」の1歳馬は530頭のうち19頭がエントリーしています。
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