オルレアンシェリの2023

牝 栗毛

オルレアンシェリの2023ファインニードルエンドスウィープ
マイケイティーズ
オルレアンシェリハービンジャー
ラフェクレール
  

3月に入り、少しずつですが冬の終わりが見えてきました。放牧地はまだまだ雪があり、寒さもありますが、日が長くなってきました。天気予報の雪マークが雨マークに変わってくる頃です。

 安達牧場では父ファインニードル、母オルレアンシェリの牝馬が生まれました。3月2日生まれ。かわいい栗毛の子です。
 父ファインニードルは高松宮記念の覇者で、昨年、初年度産駒がデビューしました。安達牧場からも近い奥山牧場さん生産の産駒ウメムスビが2歳G1に駒を進めるなど、さっそく好結果を出しています。アドマイヤムーンの後継種牡馬として、期待が高まっています。仕上がりの早さ、日本競馬に求められる素軽さ、スピードを持った馬ですね。
 母オルレアンシェリはハービンジャー肌の6歳馬で、今回が2産目です。競走馬としては未勝利でしたが、血統は光るものがあります。半姉サクレディーヴァと、半姉アピックアン(現役)はともに中央で3勝。半姉エイカイキャロルは中央で新馬勝ちを決め、その時の上がり3ハロンは33.3秒を記録。2歳夏の時点で素晴らしい決め脚を発揮しました。半弟シュピラール(現役)は一昨年のセレクションセール2,145万円という高値がつき、兄弟姉妹は目立っています。血統表をさかのぼれば、安田記念(G1)を勝ったアドマイヤコジーンも同じ一族になります。