ゴールドヴァレーの2024

父サンダースノー、母ゴールドヴァレーの牡馬のが誕生しました。

父サンダースノーはドバイワールドカップを連覇した馬で、さらに芝のG1でも２勝と、万能な馬としてワールドクラスの活躍をしました。ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬生活を送り、初年度から１５２頭→１６０頭→１２４頭→１４５頭と、４年連続で３ケタの繁殖牝馬を集めています。豊富な産駒数をふまえれば、初年度産駒の本領発揮には少し時間を要している印象ですが、中央・地方で力強いパフォーマンスを見せる産駒は確実に現れています。古馬となってさらにパワーアップする馬もいるでしょうし、この夏秋の産駒の走りにも注目したいです。

母ゴールドヴァレーはブライアンズタイムの肌で、日本ダービー馬ロジャーバローズの故郷・飛野牧場さんからやってきました。タフなお母さんで、今年で９年連続の出産です。母の半妹ノーワンはフィリーズレビューの勝ち馬で、競走馬引退後２０２２年のジェイエス繁殖馬セールに上場となり、６６００万円という高値がつきました。母系をさかのぼると英オークス馬サンプリンセスにたどり、日本ダービー馬フサイチコンコルドやアンライバルド、グレースアドマイヤ、ボーンキングと同じファミリーとなります。