エヴァンジェリンの2024

父ホットロッドチャーリー、母エヴァンジェリンの牡馬です。

母エヴァンジェリンは１１歳の繁殖牝馬で、２０１９年から繁殖生活を始めています。今年生まれた子が４番子となります。繁殖牝馬としてしっかり体ができあがってきたところですね。

祖母エヴァディングタンペットは英国産馬で、第１０３回イタリア１０００ギニーの勝ち馬です。このレースの勝ち馬の子は、日本でも活躍馬がおりまして、第１０５回の勝ち馬チェリーコレクトは日本で繁殖入りし、京都新聞杯を勝ったサトノグランツ、クイーン賞でダートグレードを制したダイアナブライトを送り出しています。また第９３回の勝ち馬スーアは繁殖牝馬として桜花賞３着のソーマジックを送り出し、その子マジックキャッスル、ソーヴァリアント、ソーダズリングは重賞馬となっています。イタリア１０００ギニーの血統は日本と縁がありますね。

父ホットロッドチャーリーは昨年から社台ＳＳで種牡馬入りした馬で、ペンシルベニアダービーの勝ち馬です。競走馬時代はG１で２着４回３着１回と、日本で言えばステイゴールドのようなタイプの、常に上位争いできる馬だったようです。昨年は１３３頭と交配し、すでに３ケタの繁殖牝馬を集める人気種牡馬です。この馬はホットロッドチャーリーの初年度産駒となります。