レイバーリフォームの2024

こちらも楽しみな当歳です。父リアルスティール、母レイバーリフォームの牡馬です。

父のリアルスティールから話を進めましょう。何と言っても今年はリアルスティールの話題が馬産地で弾んでいます。産駒のフォーエバーヤングがサウジダービー、UAEダービーを優勝し、ケンタッキーダービーでもあわやの３着と好勝負したからです。ワールドクラスの逸材を送り出したのですから、リアルスティールの種牡馬としての期待、可能性は高ぶる一方です。自身はドバイターフの勝ち馬で、ダートで走ったことはありませんでしたが、産駒は芝・ダートで躍動しています。フォーエバーヤングだけでなく、産駒レーベンスティールも朝日杯セントライト記念を制しており、G1を狙える素質馬です。これからも活躍産駒が続くことでしょう。

母レイバーリフォームは社台コーポレーション白老ファームさんの生産馬で、重賞馬クラフトマンシップやクラフトワーク、古くは皐月賞馬ダイナコスモスと同じ母系となります。半妹モノノフブラックは昨年、門別競馬場でJRA認定フレッシュチャレンジを快勝。その後も堅実な競馬を続け、ダートグレードのエーデルワイス賞では中央競馬からの遠征馬に先着し、３着と見せ場を作りました。上位とはなりませんでしたが、暮れの東京２歳優駿牝馬、３歳春の浦和・桜花賞にも駒を進めました。

レイバーリフォームは子出しの良い馬で、３歳の産駒モズテイクオフはサマーセールで３０８０万円の高値で落札いただきました。こちらの当歳馬も人気沸騰の父リアルスティールをむかえ、これからの成長が楽しみな馬です。