セプテンバーセール2022上場予定馬のご案内

セプテンバーセール2022上場予定馬のご案内

安達牧場より北海道市場2022セプテンバーセールに上場致します。

日程 2021年9月20日(火)~ 22日(木)

会場 北海道市場(新ひだか町静内神森)

日高軽種馬農業協同組合北海道市場セプテンバーセール2022ページはこちら

2019年度に新設されたサラブレッド1歳市場です。
初回から早くも、2020年度の東京2歳優駿牝馬やローレル賞や2021年度の桜花賞(浦和)を制したケラススヴィア(2019年度取引馬)、2020年度鎌倉記念を制したリーチ(2019年度取引馬)、2020年度ラブミーチャン記念を制したラジアントエンティ(2019年度取引馬)、2020年度園田ジュニアCを制したツムタイザン(2019年度取引馬)、2021年度ユングフラウ賞を制したウワサノシブコ(2019年度取引馬)、2021年度若草賞を制したパールプレミア(2019年度取引馬)などが、そして2年目の取引馬からも、2021年度フルールCを制したスティールルージュ(2020年度取引馬)などの活躍馬が出ています。

2021年度は、インターネットを利用したせり上げ(オンラインビッド)方式が導入され、「通常せり+オンラインビッド」によるハイブリッド方式での開催となりました。

安達牧場より上場する産駒は下記となります。

メイプルチャンス2021 牡 上場番号281番

メイプルチャンス2021

セプテンバーセール2022、安達牧場生産の上場馬を紹介します。

セール2日目、281番、メイプルチャンス2021です。父はベストウォーリアです。

母メイプルチャンスはアドマイヤムーン肌で、祖母メイプルスプリングはダートグレード競走クイーン賞の勝ち馬で、通算5200万円を獲得。また、母の半弟メイプルレインボー(父カネヒキリ)はJRAで準オープンまで出世し、6700万円を獲得しました。アドマイヤムーンはBMSとしても好結果を出し始めており、今年のエプソムカップを勝ったノースブリッジ、昨年の優駿牝馬オークス3着のハギノピリナ、今年のアンタレスSで3着のニューモニュメントらがいます。

父ベストウォーリアは馬産地で人気の種牡馬で、初年度産駒は2歳。まだ9月の段階で50頭がデビューし、12頭が勝ちました。早期デビュー率、勝ち上がりも上々です。地方競馬のファーストシーズンサイアー、現時点で2位がサマーセール2022で大人気のシャンハイボビー、3位がインカンテーション、そして、1位がベストウォーリアです。

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ゴールデンプライズ2021 牡 上場番号356番

ゴールデンプライズ2021

ゴールデンプライズ2021(牡馬)もセール2日目に登場します。上場番号は356番です。この日は396番で終了なので、やや遅い時間帯での上場となりますが、ぜひご注目ください。

父はイスラボニータで、母はゴールデンプライズ、母の父ホワイトマズルという血統です。カタログのセンターをご覧ください。重賞馬タッチミーノット、それから重賞で何度も好走歴のあるピークトラムの名前が光ります。血統的には芝で見てみたい一頭です。

この馬の半兄ブラビオ(父ルーラーシップ)はセレクションセール取引馬で、現在7戦2勝。JRAの2勝クラスにいます。勝ち星はともにダート戦ですが、芝の新馬戦では4着に入っている馬でもあります。

ホワイトマズルはBMSとしてスマートレイアー、ミッキーグローリー、カツジ、ブレイキングドーンなど、重賞馬を多数送り出しています。約30年前になりますが、伊ダービー馬で、凱旋門賞、キングジョージでも好走した馬。底力がありますね。

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サマーセール2022ありがとうございました

サマーセール2022ありがとうございました

レイバーリフォーム2021

サマーセールが終了しました。2日目が雨に見舞われましたが、それ以外はお天気も良く、購買者の皆さんでにぎわっていました。

安達牧場では8頭上場しまして、7頭を落札していただきました。御礼申し上げます。

パトリツィア2021 星野裕介 様
ピサノロマン2021 嶋田武彦 様
プロジェクション2021 古賀禎彦 様
ランデックギブリ2021 小林裕典 様
レイバーリフォーム2021 ㈱キャピタルシステム 様
レッドスピリッツ2021 曽根正 様
アイアムエレガント2021 (主取り)
エヴァンジェリン2021 木村良明 様

当牧場の生産馬をご覧いただき、競って頂いた皆さま、ありがとうございました。

この度、ご縁のあったオーナーの皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

中でも最も高く評価いただいたレイバーリフォーム2021は3080万円の値がつきました。
全体の上場馬(約1300頭)の中でもベスト10に入る結果です。
大きな励みとなっています。

レイバーリフォーの2021

 

 

 

 

←こちらがレイバーリフォーム2021が生まれた時の写真です。

立派に育ってくれました。

 

レイバーリフォームの2021

 

当牧場生産場バオバブスピリット号が初勝利

当牧場生産場バオバブスピリット号が初勝利

バオバブスピリット

8月21日の札幌競馬2レース、3歳未勝利戦で生産馬バオバブスピリットが優勝しました。これまで2着2回、3着1回と惜しい競馬がありましたが、12戦目で待望の先頭ゴールインです。牧場としても今年中央初勝利となりました。たくさんの関係者の皆さまにお世話になり、ありがとうございました。この時期で3歳未勝利戦は終わってしまうので、本当に大きな1勝です。抜群のスタートから先手を取り、最後まで良い走りを見せてくれました。鞍上の岩田騎手の好騎乗も光りました。クラスが上がっても、長所であるスピードを生かして頑張って欲しいと思います。

2022年サマーセールに上場します

2022年サマーセールに上場します

安達牧場より北海道市場2022サマーセールに上場致します。 日程 2022年8月22日(月)~ 26日(金) 会場 北海道市場(新ひだか町静内神森) 日高軽種馬農業協同組合北海道市場サマーセール2022ページはこちら サマーセールは上場頭数1千頭を超える国内最大規模のサラブレッド1歳市場です。 非常にバリエーションに富む内容となっており、玄人購買者には特に魅力的な市場として定評があります。 安達牧場より上場する産駒は下記となります。

パトリツィア2021 牡 上場番号887番

8月25日木曜日、上場番号887番、パトリツィア2021、牡馬です。
父はシュヴァルグランです。父譲りの雄大な馬格を受け継ぎました。シュヴァルグランは遺伝力の強い種牡馬のようです。サマーセールはダート馬を求めている購買者が増えていますが、「中央競馬で活躍できる芝馬を」という方もいらっしゃるでしょう。そうした方には是非ご覧いただきたい一頭です。除外の少ない芝中長距離戦で、長く稼いでくれることを期待しています。父によく似ていることと、もう一点強調したいのは母の父キングズベストという点です。日本ではやや期待先行だったかもしれませんが、昨今、ショウナンバルディ、ミスニューヨーク、トーラスジェミニらが芝中距離重賞で好勝負しています。ワークフォース、エインシンフラッシュを送り出した父として、底力のあるBMSも長所です。

ピサノロマン2021 牡 上場番号903番

8月25日木曜日、上場番号903番、ピサノロマン2021、牡馬です。

父トゥザワールドは芝ダートで産駒が活躍しています。当牧場では中央3勝クラスで上位争いしているコスモアンジュがトゥザワールド産駒で、相性が良いです。この馬も父同様、まとまりのある体つきをしています。

母ピサノロマンは日経新春杯の勝ち馬トップコマンダーの全妹という血統。子出しは良く、シゲルシャチョウが中央の特別戦入着、ラクテが南関東で7勝をマークし、4000万円の賞金を獲得しています。名簿が示す通り、他にも勝ち上がっている産駒が多く、安定感のある母馬です。

レイバーリフォーム2021 牡 上場番号992

8月25日木曜日、上場番号992番、レイバーリフォーム2021、牡馬です。

馬産地ですっかり人気種牡馬、シルバーステート産駒の登場です。産駒は牝馬クラシックを盛り上げたウォーターナビレラを筆頭に、ダービーTRを勝ったセイウンハーデス、重賞やリステッドレース連対馬がいます。新馬、2戦目であっさりと勝ち上がる馬が多いですね。これから種付け料が上がる可能性も十分です。本馬も父同様、青鹿毛の好馬体。皮膚が薄く、素軽い動きを見せています。2月生まれで、順調ならば2歳戦の早期デビューも期待できるでしょう。

母はルーラーシップ肌で、重賞馬クラフトワーク、クラフトマンシップらと同じ一族となります。血統表を見れば、ノーザンテースト、パドスール、ジェイドロバリー、フジキセキ、ルーラーシップと、社台スタリオンステーションを彩ってきた種牡馬が並びます。

アイアムエレガント2021 牡 上場番号1017番

8月25日木曜日、上場番号1017番、アイアムエレガント2021、牡馬です。

父サンダースノーはドバイワールドカップ連覇の世界王者です。柔らかい動きを見せていて、産駒は日本の馬場適性も高そうに感じます。サンデーサイレンス系と交配しやすさもあり、一気にリーディング上位へ台頭する可能性のある種牡馬です。この1歳世代が日本での初年度産駒になります。

母アイアムエレガントは千葉セリ出身馬で、2730万円の高額取引でした。中央では新馬勝ちを含めて3勝(ほかにジャンプレース、地方交流戦)。さらに、カタログのセンターにご注目ください。ジャパンダートダービーの覇者マグニフィカ、浦和・桜花賞3着エロージュの名前があります。実績十分の母系です。

レッドスピリッツ2021 牡 上場番号1009番

8月25日木曜日、上場番号1009番、レッドスピリッツ2021、牡馬です。 

モーニンの初年度産駒、安定感のあるヘニーヒューズの孫世代です。父譲りの栗毛の馬体、じっくりとご覧ください。パンチのある馬に育っています。

母レッドスピリッツはキャリア1戦で引退。3番人気に推されるほどで、能力を秘めていたことと思います。祖母ドメーヌはチリのG1馬(2歳牝、芝1600㍍戦のレース勝利)という良血です。

母の父マンハッタンカフェはBMSとしても結果を出しています。昨年のチャンピオンズカップ覇者のテーオーケインズをはじめ、今年の帝王賞を勝ったメイショウハリオ、芝短距離の重賞馬レイハリア、今年の天皇賞・春3着テーオーロイヤルがそうです。

エヴァンジェリン2021 牝 上場番号1035番

8月25日木曜日、上場番号1035番、エヴァンジェリン2021、牝馬です。

この日は1042番で終了になるので、だいぶ後ろの順番となりますが、是非チェックしていただければと思います。遅い時間でセリを離れる購買者も増え、お買い得なタイミングかもしれません。

エヴァンジェリンの1歳は今年、初年度産駒がデビューするマインドユアビスケッツの産駒となります。マインドユアビスケッツはドバイゴールデンシャヒーンを連覇した馬で、ダートの優れたスプリンターです。先々、JBCスプリントやフェブラリーSに産駒が出てくることでしょう。

強調点をもう一つ、この馬の母の父はダイワメジャーです。今年になって、BMSとして活躍が顕著です。ダート路線で牡馬にも負けないショウナンナデシコをはじめ、チューリップ賞の勝ち馬ナミュール、関東オークスやブリーダーズゴールドカップを制したグランブリッジがそうです。今後、馬選びで注目してみてはいかがでしょうか。

生産馬 コスモアンジュ 優勝

生産馬 コスモアンジュ 優勝

コスモアンジュ

2021年12月26日 中山12R キャンドルライト賞 (芝1200m)にて当牧場生産馬コスモアンジュ号 (牝4)が優勝致しました。
ビッグレッドファーム様、 武藤善則調教師、丹内祐騎手ならびに関係者の皆様おめでとうございます。
引き続き、ご声援のほどをお願いいたします。